観光博「ものべすと」が開幕 アンパンマンミュージアムなどリニューアルオープンも【高知】
物部川エリアの観光博覧会「ものべすと」が29日開幕し、香美市でオープニングセレモニーが開かれました。
観光博「ものべすと」は漫画家やなせたかしさんゆかりの南国市、香南市、香美市の物部川エリアを会場として約1年間にわたって自然や文化、食などに触れられるイベントや企画を展開するものです。香美市のセレネ前広場でオープニングセレモニーが開かれ、3市を代表して香美市の依光晃一郎市長が「物部川エリアを全国にPRしていきたい」とあいさつしました。会場では人気のあんぱんが集結する「全国あんぱんサミット」や「グルメブース」などさまざまなイベントが行われ大勢の人でにぎわっていました。
またステージではやなせさん夫婦をモデルにしたドラマに出演する県出身の俳優・瞳水ひまりさんが登場し撮影の舞台裏などについて語ったほか香南市出身でパリオリンピックレスリング金メダリストの櫻井つぐみさんが子どもたちに夢を追う大切さを伝えました。
正午からはアンパンマンミュージアムや詩とメルヘン絵本館がリニューアルオープン。アンパンマンと、やなせさんがモデルのキャラクター「やなせうさぎ」が手を振って訪れた人たちを出迎えました。
館内ではこの日のためにウェブで予約をした人たちなどが、リニューアルに合わせて企画された展示を見るなどして楽しんでいました。
観光博「ものべすと」は来年2月8日まで開催されます。