1月、高知海上保安部に新たに配備された大型の巡視船「うらど」が2月23日に初めて高知港で一般公開されました。

巡視船「うらど」は沖縄の石垣海上保安部で使用されていましたが、配置換えのため1月14日に高知海上保安部に新たに配備されました。

「うらど」は全長96メートル、総トン数1500トン。高知海上保安部では最大の巡視船で、ヘリポートを備え海難救助や海上の治安維持の確保のほか、南海トラフ地震が起きた際の物資輸送にも期待が寄せられています。

23日に初めて行われた一般公開では親子連れなど大勢の人が訪れ、ヘリポートなど船に備わった機能を見学しました。

訪れた人たちは乗組員の説明を聞いたり操舵室からの光景を眺めたりして、新しく高知に来た巡視船の役割を学んでいました。