送水管を替える工事で事務処理を怠り工事費の支払いを遅らせたとして、高知県中土佐町は40代の男性係長を減給10分の1、6か月の懲戒処分にしました。

8月29日付けで減給10分の1、6か月の懲戒処分を受けたのは、中土佐町の町民環境課の40代の男性係長です。

町によりますと男性係長は去年、県道の送水管の付け替え工事で工事費160万円あまりの予算の申請を怠り発覚を隠すため、今年8月下旬まで業者から請求された工事費の支払い処理を行わなかったということです。

また中土佐町では去年1年間、登記の異動があった土地に対し固定資産税の課税額に誤りがあったと発表しました。

町が本来より多く課税したのは111人、総額20万円あまりで、町は超過分に対して支払額の変更や還付を行うということです。

池田洋光町長は「このたびの事務処理上の相次ぐ不祥事を真摯に反省し、町民や関係者の信頼回復に全力で取り組む」としています。