J1・J2・J3の全てのチームによるトーナメント戦、YBCルヴァンカップの1回戦が3月20日に春野陸上競技場で行われ、J3の高知ユナイテッドSCはJ1のガンバ大阪と対戦し、1対2で敗れました。

春野陸上競技場で行われたルヴァンカップ1回戦。
高知ユナイテッドの対戦相手はJ1のガンバ大阪ということで、試合開始前から会場周辺は熱気に包まれていました。
高知ユナイテッドとガンバ大阪は2年前の天皇杯2回戦で対戦、当時JFLだった高知がガンバを破るジャイアントキリングで全国的にも注目されました。

2度も負けられないと大阪からは約2000人のサポーターが高知に駆けつけました。
6929人が詰めかけた春野陸上競技場。午後2時すぎに試合が始まりました。

序盤から攻撃の姿勢を見せたのは高知ユナイテッドでした。10番の佐々木や、セットプレーでは4番の小林大智が積極的にシュートを打っていきます。
しかし前半13分、元日本代表の宇佐美がゴール右隅に決め、ガンバ大阪に先制されます。41分にも追加点を許した高知ユナイテッドは、2点ビハインドで前半を終えます。

後半は66番の三好が右から、16番の上月が左から、11番の小林が果敢にガンバゴールを狙います。そして後半32分、小林心のシュートがガンバ大阪のゴールネットを揺らし1点を返します。

終了間際にもセットプレーのチャンスを迎えますが、ゴールを決めることができません。
J1のガンバ大阪から1点をもぎ取ったものの、ジャイアントキリング再びとはなりませんでした。

J1チームに果敢に挑んだ高知ユナイテッド。次は3月23日にヴァンラーレ八戸とアウェーで対戦します。