1月8日、最後の始業式を迎えた学校があります。

高知県土佐清水市の下川口小学校は1876年（明治9年）に創立し今年で148年を迎えますが、人口減少に伴い今年3月で休校して、来年度からは近くの三崎小学校と統合します。

8日に音楽室で行われた始業式には全校生徒9人が参加し、永野美華子校長が挨拶しました。

■永野 美華子校長
「1月は”行く”、2月は”逃げる”、3月は”去る”というくらい早く過ぎるということなので、1日1日を大切に過ごしてもらいたい」

下川口小学校最後の卒業生となる6年生3人にそれぞれ思いを聞きました。

■下川口小学校6年生 3人
「自分の学校はなくなってほしくないし、もっと下川口小学校があったらいいなという気持ち」
「最後だからみんなで楽しく遊んだり、お別れ遠足など行事もあるのでみんなで最後まで楽しみたい」
「みんなで最後まで楽しんで思い出に残る学校にできたらいい」

人口減少が進む中で県内では年々学校数が減少していて、今年度は下川口小のほか室戸市の元小など県内4つの小学校が休校、または廃校となり近くの学校と統合するということです。