パリオリンピックで金メダルを獲得した櫻井つぐみ選手と清岡幸大郎選手。それぞれ母校を訪れ、後輩たちとふれあいました。

香南市出身の櫻井つぐみ選手は10月1日、母校の野市中学校を訪れ、生徒や保護者など約550人を前に講演し、試合に勝てず苦しい時期をどう乗り越えたのか、自らの経験を語りました。

また、生徒たちと綱引き対決も行われ、櫻井選手と教員のチームが生徒代表チームと対戦。金メダリストの真剣な表情が垣間見え、櫻井選手も後輩たちも楽しいひと時を過ごしました。

偉大な先輩とふれあった後輩たちにとっても、過去の自分を振り返り初心に帰る機会となった櫻井選手にとっても、有意義な時間となったようです。

一方で、清岡選手の母校である高知市の一宮東小学校で9月30日に行われた講演会には、4年生から6年生までの児童約150人が集まりました。

清岡選手は2014年、小学校6年生のときに初めて全国大会で優勝。自らの小学校時代の思い出話を交えながら夢や目標を持つことや、失敗を恐れずあきらめないことの大切さを後輩に熱く伝えていました。

清岡選手は今後、応援してくれた地元・高知に恩を返しながらレスリングの発展に貢献したいとしています。