高知県の長岡幹泰教育長は水泳授業中に児童が溺れて死亡した事故について、今後よりいっそう安全対策強化していくと述べました。

県の長岡幹泰教育長が7月17日に会見を開き、長浜小学校の男子児童が中学校のプールで行われた水泳授業で溺れ、死亡した事故について文部科学省の安全対策の手引きにならって確実に実施することが重要と述べました。

長岡教育長
「その（文部科学省の）安全対策ですね。それを確実にやってもらうこと。それがまず必要。今それぞれの学校あるいは市町村が実施していると思うが、それで十分なのか、その基準に照らしてまずそこをみてもらうことが必要。その上で、市町村と教育委員会が意見交換しながら、どんなことが必要なのか意見交換しながら、こんなことも必要だということになれば、我々としてできることはしていく。国に要望していかなければならないことはしていく」

事故を受け長浜小学校には児童や保護者へのカウンセラーが県と市から7人派遣されていて、相談を行っているということです。長岡教育長は今回の事故を検証する第三者委員会の報告を受けた後、具体的な施策を検討していくとしています。