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貨物列車にはねられ作業員死亡の事故 運輸安全委員会が見解

2024年11月28日 11:01
貨物列車にはねられ作業員死亡の事故 運輸安全委員会が見解

 去年12月、岡山県里庄町で、JRの貨物列車が作業員と衝突し、作業員が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は、事故原因の分析と再発防止策の検討には、更に一定の時間が必要との見解を示しました。

 事故があったのはJR山陽本線の笠岡駅と里庄駅の間です。去年(2023年)12月5日の午前2時20分頃、貨物列車が男性作業員と衝突し、作業員が死亡しました。作業員は保線作業の現場で列車に停止を求め、作業員の安全を確保する役割を担っていました。

 国の運輸安全委員会は去年12月から、事故の原因究明などに向けた調査を行ってきましたが、原因の分析と再発防止対策の検討のために、更に一定の時間を要するとの見解を公表しました。また調査が事故の責任を問うためのものでないとした上で、JR関係者などから意見の聴取や照会を行う考えを示しました。

最終更新日:2024年11月28日 13:35
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