先月（8月）、南海トラフ地震の臨時情報が出されたことを受け、家庭での防災対策を学ぶ市民講座が坂出市の病院で開かれました。

　坂出市の回生病院で開かれた講座には、市民などおよそ60人が参加。香川県の災害医療コーディネーターをつとめる関啓輔名誉院長が、南海トラフ地震では坂出市を含む中讃地域で1600人以上の死者が出ると想定されていることを示し、命を守る方法や、家庭で出来る備えを伝えました。

　また段ボールやポリ袋など家庭にあるもので出来る「水のいらないトイレ」の作り方も紹介されました。回生病院では来月（10月）にも、災害時の医療について市民講座を開く予定です。