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栄養指導を行う教諭など参加し救命講習会 学校給食での窒息事故を受け

2024年6月27日 18:49
栄養指導を行う教諭など参加し救命講習会 学校給食での窒息事故を受け

 福岡県の小学校で2月、給食をのどに詰まらせた児童が死亡した事故を受けて、高松市は27日、初めてとなる救命講習会を開きました。

 高松市総合教育センターで開かれた救命講習会には、市内の学校で栄養指導を行う教諭など、およそ30人が参加しました。消防隊員を講師に招き「ミニトマトやアメ玉など丸くてつるっとしたものは注意が必要」と説明を受けた後、窒息した場合に備え「胸骨圧迫」の仕方を実践しました。

 胸骨圧迫は、胸の真ん中にある胸骨を、手のひらの付け根で1分間に120回ほど強く押すこと。また、いち早く119番通報し、AEDを準備することが重要ということです。

 高松市でこうした救命講習会を開くのは初めてで、今後は教職員全体にも広げて講習会を続ける方針です。

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