大規模災害が起きた時、香川県に寄せられる支援物資を各地域の避難所までスムーズに配送するための実動訓練が、高松市で行われました。

　訓練は県が毎年実施していて、支援物資の一次拠点となるサンメッセ香川では、県職員と県トラック協会などが参加しました。南海トラフ地震では、県内で最大11万9000人の避難者が出ると想定されていて、地域の二次拠点へ円滑に配送するための手順が確認されました。

（香川県危機管理課　三谷一秀課長）「能登半島地震の時もそうだったのですが、狭い道であって物資がなかなか大型トラックで運べないといったことも起こっていた様でして、軽トラックでの物資の搬送というのも今回初めて取り組みをさせて頂いておるところです」

　今回は今年、県と災害時の協定を結んだ軽自動車運送の組合が初めて参加した他、東かがわ市でも訓練が行われました。