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「災害時の備えに」温水シャワーのセットを倉敷市に寄付 企業版ふるさと納税を活用

2024年7月16日 18:48
「災害時の備えに」温水シャワーのセットを倉敷市に寄付 企業版ふるさと納税を活用

 企業版ふるさと納税が活用されました。災害で断水が続いても少ない水で使える温水シャワーのセットが、倉敷市に寄付されました。

 倉敷市に寄付されたのは、水をろ過する装置や給湯器、それにテントなどを含むシャワーセットです。センサーを通してAIが水質を管理することで、排水の98パーセントを循環利用出来ます。タンクに貯めた100リットルの水で、100人が温かいシャワーを浴びられるということです。

 シャワーセットを製造する企業によりますと、西日本豪雨や能登地震の被災地でも利用されたということです。災害などに備えてもらおうと、岡山市の農業機械メーカーが、企業版ふるさと納税を活用して倉敷市に寄付しました。

(伊東市長)「真備の水害の時にプロトタイプを持って来てもらって、住民の皆さんが本当に助かったという経験をつなげてもらえたことを、ありがたく思っております。」

 倉敷市は7月にオープンした「まびふれあい公園」の防災備蓄倉庫に保管し、災害に備えたりスポーツイベントなどの活用を想定しています。

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