山の事故を想定 真庭市で救助訓練
本格的なトレッキングシーズンを前に、山での事故を想定した訓練が今日(12日)、真庭市で行われました。
地元の消防署と県の消防防災航空隊が合同で行った訓練は、山の中で林業の作業員がハチに刺され、アナフィラキーショックで動けなくなったとの想定で行われました。
救助要請を受けて真庭消防署員が地上から、県の消防防災航空隊のヘリコプターが空から捜索に出動。そして、ヘリコプターに同乗した救命士がケガ人の安全を確保しながら、速やかな救助に向けた手順を確認しました。この他、救助現場へ多くの隊員を空から投入する訓練も行われました。
真庭市消防本部管内では今年、2件の山岳事故で消防防災ヘリが出動しています。これから本格化する登山シーズンに向けて、十分に装備した上で入山証明の提出も忘れない様、注意を呼びかけています。