笠岡市前教育長 複数職員へのセクハラ認定 第三者委員会が検証
笠岡市の前教育長による複数の職員へのセクハラが疑われた問題で、第三者委員会の検証の結果、セクハラ認定された事が明らかになりました。笠岡市が会見を開いて明らかにしました。
前の教育長を巡っては、今年6月6日に辞職するまでのおよそ半年間、勤務時間中の職場内で複数の職員の手を握ったり、ハグをしたりなど、セクハラ行為が疑われていました。
市は関係者からの申し出を受けて7月、弁護士による対策委員会に調査を依頼。その結果、セクハラと認定されたもので、去年(2023年)12月25日の市のハラスメント防止条例の施行以降、初のケースです。
市は、仮に現職だとしても教育長は特別職にあたり、懲戒にあたる制度は無いとしていて、ハラスメント防止条例に基づいて公表したとしています。