香川県の来年度当初予算 概算要求まとまる 要求段階では過去10年で最大規模
香川県の来年度当初予算の概算要求がまとまりました。一般会計の要求総額は、およそ4963億円で、要求段階では過去10年で最大の規模になっています。
香川県によりますと、各部局から取りまとめた来年度当初予算の要求総額は4962億7900万円。今年度の当初予算額より、およそ97億円増えています。人件費が伸びた他、早急に解決すべき課題に充てる毎年10億円の「未来投資枠」を設けたことなどで、要求総額は過去10年で最大となりました。
部局別では教育委員会がおよそ938億円で最も多く、次いで健康福祉部がおよそ922億円などと続きます。新規事業としては避難所に指定されている県立学校の体育館の空調整備や、再開発が進む高松市サンポート地区の防犯カメラの整備費用などを求めています。
県は今後、知事調整などを行い、来月(2月)に来年度当初予算案を示す予定です。
最終更新日:2025年1月9日 18:51