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吉備中央町 浄水場PFAS検出問題 原因は「使用済み活性炭と考えられる」有識者委員会

2024年8月7日 18:45
吉備中央町 浄水場PFAS検出問題 原因は「使用済み活性炭と考えられる」有識者委員会

 2023年、岡山県吉備中央町の浄水場から、目標値を超える有害な化合物が検出された問題です。有識者の委員会は7日、近くに保管されていた使用済みの活性炭が原因と考えられるとの意見をまとめました。

 原因究明の委員会には、大学の教授や県の担当者などが出席しました。

 委員会は、高い濃度の有害な化合物が浄水場から検出された原因を、近くの資材置き場にあった使用済みの活性炭と仮定。今年5月、土壌と地下水を調査しました。

 3回目の7日の会合では、資材置き場の土壌や、周辺の沢の地下水から高い数値が出たとする結果を報告しました。これを踏まえ、断定はできないとしつつ、仮定を覆す結果ではなかったとの意見で一致しました。

(原因究明委員会 小松満委員長)「原因究明等により、地域住民の不安解消の一助になれば。」

 委員会は9月中に4回目の会合を開き、調査結果を踏まえた報告書をまとめる方針です。

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