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真庭市 地域公共交通会議 姫新線「厳しい利用状況が続く」見解

2024年6月27日 18:51
真庭市 地域公共交通会議 姫新線「厳しい利用状況が続く」見解

 岡山県真庭市の公共交通を話し合う会議が27日開かれ、赤字路線のJR姫新線は、今年度も厳しい利用状況が続くとの見解が示されました。

 真庭市の地域公共交通会議には、太田市長や、中国運輸局の担当者など、およそ20人が参加しました。

 真庭市は、新見市と兵庫県姫路市にまたがるJR姫新線の沿線自治体として、低迷する利用の回復を図っています。今年度中に、JR西日本の1億円分の株を取得して、株主の立場で路線の維持を求めます。

 今回、初めて委員に加わったJR西日本の担当者は、今年度もコロナ禍からの利用の回復が鈍い傾向にあるとの見解を示しました。一方、ことし9月から県の北部で開かれる「森の芸術祭」に関連した取り組みで、利用者の増加に繋げたい考えを明らかにしました。

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