ハンセン病療養所「人権教育の場として保存を」日弁連に支援要請
岡山香川でも高齢化が進むハンセン病療養所を「人権教育の場」として保存することを目指す新しい動きです。入所者の全国団体が今日(24日)、日弁連、日本弁護士連合会に支援を求めました。
岡山県瀬戸内市の邑久光明園を訪れた、日弁連の渕上玲子会長。光明園の自治会長で全国ハンセン病療養所入所者協議会の屋猛司会長と、療養所の今後について意見を交わしました。
屋会長が手渡したのは、全国の療養所の永続化にむけて日弁連に支援を求める要請書。入所者の平均年齢が88歳を超える中「最後の一人まで療養を確保」し「人権教育の場」として保存管理出来る様、国への働きかけを求めました。
ハンセン病の問題を「わが国の最大の人権侵害のひとつ」と話した渕上会長。日弁連の対話と実行力に注目が集まります。