指針値超えた有機フッ素化合物PFAS 新たに14地点で検出 岡山市
岡山市の旭川支流から有害な化合物が検出された問題です。市は今日(19日)、新たに14地点で、国の暫定指針値を最大10倍近く超えた有機フッ素化合物が検出された事を明らかにしました。
この問題は、岡山市が今年8月から行った旭川支流の三谷川周辺の水質調査で明らかになったもので、6地点で、国の暫定指針値を超えた有機フッ素化合物PFASが検出されました。
発生源が特定されていない事から、市が対象範囲を広げて、先月(10月)11日から月末まで追加の調査を行ったところ、石原川中流で指針値の6.4倍。間瀬川の下流で2倍など、新たに6つの地点で国の指針値を超える化合物が検出されました。
また周辺の御津宇垣、御津河内の地下水についても、8つの調査地点で指針値が最大10倍近く超えたということです。市は調査を続けると共に、川や井戸の水を飲まない様、周辺地域に呼びかけています。