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塩江道の駅エリア整備 開業は2029年度の見通し 高松市 当初予定から3年遅れ

2024年10月3日 12:03
塩江道の駅エリア整備 開業は2029年度の見通し 高松市 当初予定から3年遅れ

 高松市塩江町の道の駅エリアの整備について、温泉と道の駅をあわせた新施設の開業が、6月に公表された計画から更に1年遅れ、2029年度となる見通しが明らかになりました。

 高松市が進める塩江道の駅エリアの整備は、温泉施設と道の駅を統合した地域振興施設に医療施設を併設します。地盤の特性により工事が難航したことなどで、整備事業費の見通しは、基本設計後の2021年度末に示されていた47億5000万円から81億9000万円となりました。

 物価や人件費の高騰も影響していますが、地域振興施設については再設計を含む圧縮案と、民間と協力する方式の2つの案を再検討します。これにより、開業は当初の予定から3年遅れの2029年度となる予定で、市は今後、民間の参入に向けた意向調査などを行い、12月議会の特別委員会に新たな案を提出する方針です。

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