災害時の通信障害に備え 玉野市で対応訓練
地震や台風など、災害時に起こり得る通信障害に備えて、海上保安部と通信会社の合同訓練が、岡山県玉野市の宇野港で行われました。
玉野海上保安部とNTT西日本岡山支店から、およそ40人が参加した訓練は、災害の発生で、離島などで電話やインターネットが使えないという想定で行われました。
訓練では、災害対策用の通信機などを海上保安部の巡視艇で搬送して、被災エリアの通信を早期復旧させるための手順などを確認しました。
訓練は海上保安部とNTT西日本の、災害時の連携協定に基づいて実施されたもので、玉野海保管内では、今のところ協力要請が必要な事故などは起きていませんが、今後も訓練を続けながら連携を強めていくとしています。