香川県東部の大川広域消防本部の57歳の男性職員が、休職中の部下の家族に対し退職を勧めるなどの発言をしていたとして、減給の懲戒処分を受けました。

　懲戒処分を受けたのは57歳の男性消防司令です。

　大川広域行政組合によりますと男性消防司令は、去年（2023年）12月から今年5月にかけ、心的ストレスで休んでいた20代男性職員の休職申請手続きをする際、職員の妻に対し退職を勧めた他、病院受診の際の自身の同席を繰り返し要求したということです。

　男性消防司令は「配慮や説明が不十分だった」と反省しているということです。また、指導監督を怠ったとして、59歳の消防長を減給の懲戒処分としました。

　管理者の上村一郎東かがわ市長は「管理職の資質向上に向け研修などを通じて再発防止に努めていきたい」としています。