鳥インフルエンザ感染確認 三豊市の養鶏場で殺処分始まる 香川県内で今季初 全国6例目
香川県三豊市の養鶏場でニワトリが相次いで死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。このため県は、養鶏場のニワトリの殺処分を始めました。
昨日(7日)朝、三豊市の養鶏場で十数羽のニワトリが死んでいるのが見つかり、県の遺伝子検査の結果、病原性が高い「H5亜型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
これを受けて県は昨日夜から、この養鶏場と、関連の養鶏場で飼育している採卵用のニワトリ、合わせておよそ7万羽の殺処分を始めました。24時間体制で職員50人が作業にあたり、12日をめどに終える見通しです。
また発生した養鶏場から半径10キロ以内にある、およそ100か所の養鶏場に対し、ニワトリや卵の移動や搬出を制限した他、周辺の5か所に消毒ポイントを設けました。県内の養鶏場で鳥インフルエンザの感染確認は今シーズン初めてで、全国では6例目です。