大規模地震想定し静岡・三島市役所で緊急参集訓練
南海トラフ地震など突発型の大規模地震を想定した職員の参集訓練が23日、静岡・三島市役所で行われました。
この訓練は、大規模地震が突発的に発生し、静岡県内の広い範囲で震度7を観測したとの想定で行われました。
23日 午前7時に、三島市役所の職員 約740人全員に地震発生の連絡をすると、次第に職員たちが急ぎ足で集まるとともに、災害対策本部が設置されました。対策本部では、各部署から報告される被害状況を集約し、本部長を務める市長が自衛隊と国交省に応援を要請しました。また オフロードバイク隊が出動し、スマートフォンで市内各地の映像を送る訓練も行われました。
訓練に臨んだ豊岡市長は「今回はシナリオがあったが、本番では想定外のことが発生する。臨機応変に対応することが必要」と総括しました。