通園バス置き去り死から2年 現場には献花も(静岡・牧之原)
牧之原市の認定こども園で3歳の女の子が通園バスに置き去りにされ、亡くなった事件から2年現場には献花に訪れる人がみられました。
この事件はおととし9月牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で当時3歳の河本千奈ちゃんが通園バスに置き去りにされ重度の熱中症で亡くなったものです。
事件から2年となる9月5日、現場の献花台には花や千奈ちゃんが好きだった麦茶を手向ける人の姿も
(献花に訪れた人)
「気の毒です 親御さんや遺族の方 解決策はないと思うが時間のかけてなるべく早く少しでも安らかになってくれればいいなと思う」
この事件をめぐっては業務上過失致死の罪に問われた元園長に禁錮1年4か月の実刑が。元クラス担任に禁錮1年、執行猶予3年の有罪が確定しています。
また、8月31日千奈ちゃんの3回忌を行った日に取材に応じた父親は
「生活を戻そうと頑張ってきたが、 悔しい気持ちは深い部分に残っていて忘れることはできない」と話し、「恨む気持ちは消えない」と川崎幼稚園の廃園を強く求めています。