【12月県議会】補正予算案など全会一致で可決し閉会…知事の不適切発言に釘刺す意見も(静岡県)
静岡県議会12月定例会は、物価高騰対策などを盛り込んだ一般会計で424億円の補正予算案をはじめ、44議案全てについて全会一致で可決し、21日に閉会しました。
12月定例会では、川勝知事が「三島に東アジア文化都市の継承センターを置きたい」「詰めの段階」などと発言した問題をめぐり、発言の訂正を求める決議案が全会一致で可決される事態となりました。21日の議会でも自民党会派の議員などからは、問題発言を繰り返す知事への注文が出されました。
(自民改革会議 野田 治久 議員)
「不適切な発言があった場合には辞職すると、知事自ら明言していることなどを重く受け止め、今後の自身の言動には細心の注意をはらい、県民の利益を損なうことのないよう、強く要望をいたしまして私の討論といたします」
閉会後、知事は、報道陣からコメントを求めらましたが、答えることなく足早に立ち去りました。