【10年ぶり】静岡市を訪問中の秋篠宮さまが「日本平動物園」をご視察…飼育方法など説明受ける
18日、動物技術者研究会に出席するため、静岡市を訪問した秋篠宮さまは19日、日本平動物園を視察されました。
19日、地方視察の一環として、静岡市駿河区にある日本平動物園を訪問された秋篠宮さま。日本平動物園を訪問されるのは10年ぶりで、飼育員から動物の教育方法などの飼育方法について説明を受けました。
その中で、秋篠宮様は、日本平動物園がお客さんに鳥の飛び方の違いや教育方法などを学んでもらおうと、7年前から実施しているルリコンゴウインコの「バードフライト」を見学されました。秋篠宮さまは、インコの足を振るパフォーマンスに手を振ってこたえたほか、「いろいろなことができて賢いですね」「近くで見るとくちばしが鋭くて、かむ力が強い様子もわかります」などと関心を示されていたということです。
そのあとは、日本平動物園で2022年5月まで半世紀以上にわたり愛されていたアジアゾウ「シャンティ」の全身骨格標本も見学されました。この標本は、土に埋めて肉を除く方法とは異なり、特殊な液体を用いて作られているため、骨の保存状態が良く、体のつくりを細かく学ぶことができます。飼育員から骨の細かい形や状態などの説明を受けると、秋篠宮さまは、興味深い眼差しで骨格標本を見つめていました。
(日本平動物園 金澤 裕司 飼育担当課長)
「殿下は動物のことが詳しいので、例えばヤギのところだと、こちらが説明する前から」「東南アジアでは、こういうヤギがいるなどの話をされていた」「私だけではなく、飼育担当が動物の説明をさせていただいて、(秋篠宮さまに)興味深く聞いていただけた」