この秋一番の冷え込み 静岡県内16地点で今季の最低気温観測 寒暖差に注意を
週末の暑さから一転して、21日朝の県内は、放射冷却が生じやすくなっていた影響で、各地で今シーズン一番の寒さとなりました。
21日朝の県内は、朝から晴れ間が広がったものの、早朝は、各地で冷え込みました。県内の最低気温は、御殿場市で6.3℃、川根本町で8.5℃、静岡市で12.1℃など、県内18の観測地点のうち16地点で、今シーズンの最低気温を記録しました。気象台によりますと、この寒さは、前線が南下したことによって寒気が入り込み、放射冷却が生じやすくなった影響だという事です。
県内では19日、静岡市清水区で30.2℃を記録し、観測史上最も遅い真夏日となったばかりで、一転して厳しい寒さとなりました。
気象台によりますと、21日の静岡市の最高気温は23℃と予想されていることから、気温差による体調の変化に注意するよう呼び掛けています。