【來宮神社】“招福”“商売繁盛”祈念…初詣客に人気の縁起物「まゆ玉」作りが最盛期に(静岡・熱海市)
静岡・熱海市の來宮神社で初詣客に人気の縁起物「まゆ玉」作りが最盛期を迎えています。
この「まゆ玉」は、蚕の「まゆ」に因んだもので、熱海では、かつて養蚕が盛んで、年の初めに「まゆ」がたくさん取れるようにと祈りを込めて作られたことから、商売繁盛をもたらす縁起物になっています。
來宮神社の「まゆ玉」は、米粉を丸く固め色づけしたもので、16日の作業では、巫女さんが、赤や青、黄色など6色の玉を、熱海の山で取った萩の枝に、ひとつひとつ丁寧に付けて、稲穂がこうべを垂れるような形に仕上げていきました。
(來宮神社 巫女 金森 百奈花さん)
「新たな年が、まゆ玉の数より、もっと多くの福が来るよう祈念して作っている」
(來宮神社 巫女 日吉 愛華さん)
「まゆ玉のように、彩鮮やかな1年になるように祈念した」
2024年は萩の入手が難しく、例年より少ない約200本を作る予定です。このまゆ玉作りの作業は、今週、20日・金曜日頃まで行われます。
最終更新日:2024年12月16日 18:06