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【大雨】梅雨前線活発化で県内は朝から強い雨に見舞われ交通に影響…立ち尽くす観光客 学校は一部休校も(静岡)

2024年6月18日 17:35
【大雨】梅雨前線活発化で県内は朝から強い雨に見舞われ交通に影響…立ち尽くす観光客  学校は一部休校も(静岡)

梅雨前線の活動が活発化した影響で18日の静岡県内は朝から強い雨に見舞われました。

午後4時現在、降り始めからの総雨量は伊豆市天城山で276.5mm熱海市網代で234mm三島で226mmを観測しています。特に中部、東部で雨量が多くなりました。午後4時現在、県内には、伊豆北、伊豆南、富士山南東、遠州南で大雨警報が出されています。


沼津市では小学校20校すべてで休校、中学校も1校をのぞき、14校で休校となりました。

(沼津市立原東小学校 駒野 薫 校長)
「5時半ころの天気予報確認して同じ中学校区の3校の校長で連絡とりあい、きょうは厳しいという判断で6時前には休校判断しました。特に原校区は道路の冠水する場所や自宅周辺の用水路の増水が起こりやすい地域です。冠水による子どもたちの事故、道路に関しても通常と違う状況になるので迎えに来ることもここにこられない可能性もあります。子どもたちの安全が第一の判断です」

昼前、雨足はさらに激しさを増します。

(坂井 太一 記者 )
「沼津市では強い雨が降り続いています、この先、道路が冠水、トラックあ側溝にはまり動けなくなっています」

沼津市では至る所で道路が冠水。午後1時半の時点で11か所が通行止めとなりました。さらに…。

(坂井 太一 記者 )
「こちらは川ではないです、道路です、狩野川あふれかえっています」

通行止めとなった道路以外にも沼津市内10か所で冠水しましたが、住宅への浸水被害は(2時現在)確認されていません。また、沼津市では、河川の水位が上昇したため、市内24か所に避難所を開設。一部地域に避難指示が出されています。沼津市原駅の北側、西添町でも多くの場所で冠水しました。

(横山 明浩 記者)
「冠水を避けるため避難してきた車で公園はいっぱいになっています」

高台にあるこの公園には、浸水から車を守ろうと避難してきた車で広場は埋まっていました。また、この高齢者施設では、デイサービスを利用する高齢者全員の予定を早め、昼過ぎには帰宅させました。

(高齢者施設の管理人)
「通りはもう車が通れない膝まで水がくる」「今のうち通れるうちに帰ろうということで帰った」

また、南伊豆町や伊東市、熱海市など東部から伊豆にかけて複数の市町で、土砂災害の危険性が高まると予想されることから、避難指示が出されています。

大雨により、交通機関にも影響が出ています。JR東海によりますと、東海道新幹線は、午後2時40分ごろから小田原駅から三島駅の上下線で運転を見合わせましたが、午後3時40分ごろ運転を再開しています。また在来線は、東海道線が午後3時40分ごろから、熱海駅から東田子の浦駅間の上下線で運転見合わせ、御殿場線は、午後0時30分ごろから、御殿場駅から沼津駅の上下線で運転を見合わせています。

観光地・熱海では、雨の影響で予定変更を余儀なくされた観光客が見られました。

(日吉 勇人 記者)
「雨が強くなってきた熱海市内です、こちらの駅前にはこの雨の中、立ち尽くす観光客の姿が目立っています」

(神戸・横浜から)
「海岸に行けなくて残念です、あす行きます、あす晴れるみたいなのでリベンジします」
(Q. きょうはどうする?)
「ホテルに行って遊びたおす」

現在、雨はピークを越えましたが、気象台では今後も土砂災害などへの警戒を呼びかけています。

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