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静岡県でも平地で雪の可能性? 最強最長寒波8日・9日週末の静岡県での影響を松浦気象予報士がズバリ解説!

2025年2月7日 17:13
静岡県でも平地で雪の可能性? 最強最長寒波8日・9日週末の静岡県での影響を松浦気象予報士がズバリ解説!

(松浦気象予報士)
今週末も厳しい寒さが続きそうです。7日午後5時現在、こちらセノバ前(静岡市葵区)は5.5℃ということで、6日に比べるとこの時間の気温が高くなってはいます。先程まで風も弱かったのですが、この時間また風が出てきて、風があると体感気温がぐっと下がります。

この週末は平地でも積雪の恐れが出てきています。まずあす8日の天気図ですが、強い冬型の気圧配置です。等圧線がかなり混んでいて、8日にかけても非常に強い寒気の影響を受けそうです。寒気の予想をみていきますと、上空1500m付近、8日はマイナス9度以下という非常に強い寒気に覆われます。そしてあさって9日は冬型が少し緩みますので、寒気も若干ですが北上していきそうです。ただマイナス6度以下という寒気には覆われますので、土曜日、日曜日とも今回の一連の寒波の影響がまだ残っていると言えそうです。

土日の冷え込み方を見ていきますと、あす8日がとくに朝の冷え込みが非常に厳しくなりそうです。浜松や沼津など、平地でもマイナスの気温が予想されています。日曜日は土曜日に比べますと少し気温が上がりますけれども、それでも平年と比べますとかなり低い気温となりそうです。路面の凍結というところには気を付けなくてはいけません。

7日午後5時現在のレーダーを見てみますと、静岡県内での雪の可能性というところでは、この時間は県内の陸地に目立った雪雲はかかっていないのですが、東海地方、岐阜県や愛知県などでは一部雪雲がかかっている状況です。北西からの風に乗って、雪雲の通り道が出来つつあるのですね。また帯状の雪雲もあるということで、これらがかかってきますと、県内では平地でも積雪する恐れがあるということです。

最終更新日:2025年2月7日 17:13
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