【万博出展】“ヘチマ”素材のクジラのオブジェをエコ・イベント来場者が制作…大阪・関西万博で展示へ(浜松市)

浜松市のププラスチック工場で開かれた環境をテーマにしたイベントで、来場者参加プログラムとして、大阪・関西万博のギャラリーに展示予定の、ヘチマを素材としたクジラのオブジエの制作が行われました。
これは、ヘチマを使って環境問題を考えるプロジェクト「浜松へちまプロジェクト」の主催団体が、大阪・関西万博の展示スペースに出展される予定の「へちまの子クジラ」を、市民参加で作ってもらおうと企画したもので、制作作業は、3月30日、浜松市内の企業が開催した「エコ・ネットフェスティバル」の会場内で行われました。
「子クジラ」の全長は約1メートル30センチ・高さ50センチほどで、約300個のカットしたヘチマが使われました。クジラの腹部には生成りの白いカットヘチマを、頭から背中と尾の部分は、希少な「日本茜(あかね)」で染めた紅やピンク色などのヘチマを使い分け、訪れた親子らが、ひとつひとつ、ひもで結わえていきました。
こうして完成したクジラのオブジエは、5月3日から5日まで、万博のナショナルデーホール ギャラリー EASTの一角で展示されることになっています。