統合・再編問題抱える静岡大学 日詰学長を再任
静岡大学は任期満了に伴う次期学長選で現職の日詰一幸学長を再任したと発表しました。
日詰学長は浜松医大との統合・再編問題で合意書とは異なる案を示しています。
任期満了に伴う静岡大学の次期学長選は現職の日詰一幸学長と近藤真副学長の一騎打ちとなっていました。
静岡大学は、浜松医科大学と「1法人2大学」に統合・再編することで合意しましたが、その後、就任した日詰学長は両大学を1つに統合する「1大学2校」の推進を訴え、対する近藤副学長は合意案通りの統合・再編を訴えていました。
10月18日の教職員による投票の結果、日詰学長が587票と近藤副学長の460票を上回り、静岡大学は28日、日詰学長を再任したと発表しました。静岡大学は31日選考結果に関する記者会見を開く予定です。