勤務先事務所の金庫保管の1万円札から紙幣12枚を偽造した疑い…37歳会社員の男を逮捕(静岡・掛川市)
会社の金庫に入っていた1万円札を使用して12枚を偽造した疑いで警察は8日、静岡。掛川市の会社員の男37歳を逮捕しました。男は容疑を認めているということです。
通貨偽造の疑いで逮捕されたのは、掛川市杉谷一丁目に住む37歳の会社員の男です。警察によりますと、容疑者の男は、8月上旬に掛川市の会社事務所内で旧1万円札を12枚偽造した疑いがもたれています。
別の社員が、会社の金庫に保管されていた1万円札を不審に思い、確認のため銀行へ持っていき、銀行が警察へ相談したことで事件が発覚。その後、警察が従業員を調べたところ、37歳の男が犯行に及んだ疑いが強まり逮捕に至りました。警察によりますと、偽造された紙幣はコピーされたとみられ、色合いなどは本物と異なっていたということです。
調べに対して男は容疑を認めていて、警察は、男が金庫に入っていた紙幣と入れ替えるために紙幣を偽造した疑いも視野に、偽造方法や余罪などについて調べています。