生産者高齢化進むミカン畑で「スマート農業」導入へ…ドローンによる農薬散布の実証実験(静岡・沼津市)
「スマート農業」の導入に向けたドローンによる農薬散布の実証実験が、静岡・沼津市のミカン畑で行われました。
これは、生産者の高齢化が進む「西浦みかん」の産地で、農作業の負担を軽減させる「スマート農業」の効果を検証するものです。
実験に使われたドローンは、「JAふじ伊豆」が沼津市の助成を受け購入した最新型農業用で、1台で測量や飛行ルートを設定し農薬を自動散布できます。手作業では2000平方メートルの畑への農薬散布に2時間程かかりますが、実験では8分ほどで終了し参加者から期待が寄せられました。
この実証実験は年間6回、3年継続して行い、検証を重ねるということです。