コロナ交付金手続きミスで約16億円を返還 責任を取り北海道・鈴木知事の給与を減額
道の新型コロナ交付金に関する手続きミスで国におよそ16億円を返還することとなった問題で道は鈴木知事の給与を減額し、関係する職員について処分することを明らかにしました。(2024年11月14日)
(道 北山雄彦人事局長)「道政の責任者の知事の責任を明らかにするとともに副知事をはじめとする関係職員の処分を行う」
道は過去5年の間に、新型コロナ交付金などに関する手続きミスがあり国に総額で16億2000万円を返還することになっています。
この問題を受けて道は鈴木知事の月額給与の15パーセントにあたる3か月分を減額し浦本副知事は「訓戒」処分としたうえで、月額給与の10パーセントの3か月分の受け取りを辞退することを明らかにしました。
また、関係する職員あわせて54人についてはきょう付けで「厳重注意」もしくは「所属長注意」の処分となります。