急に初夏!?お昼は「冷たいうどん」爆売れ 北海道20℃超え続出 花粉に桜も気になるが…
きょう(2024年4月8日)は初夏のような陽気となり、お出かけした方も多いのではないでしょうか。
北海道内各地で最高気温が20℃を超え、オホーツク海側では夏日に迫る暑さとなりました。
冷たいうどんが売れたようです。
(恩田記者)「日差しも入り、過ごしやすい気温となりました。大通公園、こういったところに腰をかけて楽しそうに食事をするなど楽しそうに過ごしています」
札幌は最高気温が22.0℃と6月中旬並みまで気温が上がり、半袖や腕まくりをして歩く人の姿が見られました。
(札幌市民)「きのうまでは冬のコートを着ていたがきょうは半袖。全然変わった」
(東京からの観光客)「暑いです。ダウンを持ってきたのに暑すぎる。気持ちいいですね」
南から流れ込む暖かい空気やフェーン現象の影響で、8日は各地で季節外れの気温となりました。
最高気温は午後3時までに湧別で24.6℃、遠軽で24.1℃などオホーツク海側の地域では夏日に迫る暖かさとなりました。
(湧別町民)「暑いですね。急に暑くて半袖でもいいくらいです」
(湧別町民)「きょうは暖かいですね。異常なくらい暖かい」
この影響で、北見市の飲食店では売れ行きを伸ばした商品がー
次々とオーダーが入っていたのは、冷水で冷やしたうどんです。
8日は注文の8割が冷たいうどんだということです。
(来店客)「めっちゃ外が暖かかったので冷たくしました」
(きたほのか 今野洋志さん)「きょうはほぼ冷たいのだったので、きょうが今年で一番冷たいのが出た日だと思います」
一方で、気温が上がると気をつけたいのが、花粉です。
札幌市内ではすでにハンノキの花粉が飛散していて、これからはシラカバ花粉の飛散も本格化します。
(北円山耳鼻咽喉科アレルギークリニック 白崎英明院長)「きのう観測したものは、ことしはハンノキが去年よりも圧倒的に多い結果だった」
こちらのクリニックでは、空気中の花粉の数を毎日確認していて、気温などの気象データからその年の飛散量を独自に予想しています。
(北円山耳鼻咽喉科アレルギークリニック 白崎英明院長)「ことしは僕は自信をもって大飛散になると予測しています。花粉は吸いこまないことが重要。マスク等で花粉を吸いこまないようにする。それはかなり有効です」
そうしたなかでも待ち遠しいのが、桜の開花です。
(恩田記者)「桜の花、あ、ありましたが、まだ蕾ですね」
札幌の桜の開花は平年は5月1日、2023年は4月15日でした。
花ひらくのはもう少し先になりそうです。
例年桜の開花と同時に賑わうのが、札幌の円山公園です。
この場所での花見といえば…
バーベキューを囲みながら桜をめでるのが風物詩。
しかし、ことしも4月27日からの花見期間中、火の使用を禁止すると発表しました。
利用マナーに課題があることなどが理由です。
(近隣住民)「火を使うと煙が立ったりして匂いもすごいです。けっこうカラスも飛んできますし」
春の到来でぽかぽか陽気となった道内。
9日は一転、気温が下がる予想となっていて、洋服選びや体調管理に注意が必要です。