17日にも撤去計画提出へ 秋元市長「改善ない場合は監督処分」 ノースサファリ“無許可問題”
札幌市南区の「ノースサファリサッポロ」が無許可で建物を建てていた問題で、運営会社は2月17日にも市に建物の撤去計画を提出する方針であることがわかりました。
(長岡記者)「きょうは動物園は休みですが、アクティビティを楽しみに観光客が訪れています」
10日も営業を続けているノースサファリサッポロ。
国道沿いに違法に掲げられた看板もまだ一部が残されたままです。
運営会社の「サクセス観光」は、開発が制限されている「市街化調整区域」に無許可で建物を建てているほか、札幌市の所有地にキャンプ施設が入り込むなど、様々な違法行為が明らかとなっています。
こうした状況について、札幌市の秋元市長はー
(札幌市 秋元克広市長)「長年にわたり状況改善がなく大変遺憾。当事者から除去の計画を出すと言われている。確認をした上でそれでも(改善が)ない場合は監督処分をすることになる」
「サクセス観光」はSTVの取材に対して、違法な看板の撤去については今週中に完了する予定と説明しています。
さらに、園内に設置した無許可の建物も、動物に影響がないものに関しては撤去を始めているとしたうえで、2月17日にも市に建物の撤去計画を提出するということです。