まさか…配布プリントのウラに“個人情報” 道立名寄高校で個人情報漏洩 “再生紙”使用で…
北海道立名寄高校で、生徒の個人情報を記載した資料の不適切な管理が発生していたことが明らかになりました。
資料には生徒1人の出席状況などが書かれていて、一部の生徒が閲覧したということです。
(名寄高校 今中勇希校長)「皆様にご心配、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません」
個人情報の不適切な管理が確認されたのは、道立名寄高校です。
学校によりますと2024年4月、1年生133人に配布したプリントについて、印刷に使用された裏紙のなかに生徒1人の個人情報が記載された資料が使用されていました。
資料は職員会議用に作成したもので、生徒1人の出席状況や学習状況に関する教師の所見などが書かれていました。
学校はすべてのプリントの回収を試みましたが、回収できたプリントは40枚で、そのうち4枚に個人情報が記載されていたということです。
回収できていない残りの93枚については確認がとれていません。
8月2日、プリントを見た生徒が気付き、報告したことで流出が発覚しました。
現時点でインターネットへの情報流出は確認されていないということです。