北海道は2025年3月13日、日本200海里水域内の日ロサケ・マス漁業交渉がロシア側と妥結したと発表しました。

日ロ漁業合同委員会は、3月10日から4日間ウェブ会議で開かれ、カラフトマスやベニザケなど合計1550トン、シロザケは500トンと前年同様の漁獲量に決まったということです。

ただしベニザケ、ギンザケ、マスノスケについては、1隻で合わせて1トン以内と決められました。

漁の拠点となる根室市の石塚雅敏市長は「漁業者の操業機会が確保され安堵している。根室市の経済に重要な役割を担う漁業が円滑に行われるよう漁協などと連携を図りたい」としています。

200海里水域内のサケ・マス漁は、4月から始まる予定です。