「本当に起こるとは…」専門家も興奮 低緯度オーロラとペルセウス座流星群の同時観測 北海道
12日に真夏の天体ショーが道北の夜空を彩りました。
観測されたのはオーロラとペルセウス座流星群で、同時観測は国内で初めてとみられます。
星空を鮮やかな赤色に染めるオーロラ。
そして、画面中央にはー
緑色の軌跡を残して、流星が通り過ぎました。
道北の名寄市では12日、普段よりも低い緯度で見られる「低緯度オーロラ」と、ペルセウス座流星群が観測されました。
この天体ショーに専門家はー
(なよろ市立天文台 村上恭彦台長)「こんなに二つ重なるということはまずないですので、本当に起こるのかぁって感じで、エーっていうところはありました」
専門家も興奮するほどまれな今回の観測。
なよろ市立天文台によりますと、オーロラとペルセウス座流星群が同時に観測されたのは、国内で初めてとみられます。
低緯度オーロラは、太陽の爆発現象によって地球の磁場が乱れることでおきる現象で、今回は道北やオホーツクなどの道内各地で観測されたとみられています。