「自然な感じで良かった」オランウータン新施設 ボルネオのスコールも再現 札幌・円山動物園
札幌の円山動物園にオランウータンの新たな施設がオープンしました。
初日の21日は、待ちわびていたお客さんたちで行列となりました。
(宮崎アナウンサー)「オープン10分前となった“オラウータンとボルネオの森”。朝からたくさんの人で列が出来ています。皆さん楽しみに待っています」
円山動物園に新たにオープンしたのは「オランウータンとボルネオの森」です。
さっそくお客さんを迎えてくれたのが、お母さんのレンボ―と4歳レイトです。
オランウータンが多く生息する、東南アジアのボルネオ島を再現した屋内展示には、ボルネオの森に生えている植物が植えられていて、鳥や昆虫も生息できる環境が整えられています。
さらに…
1日4回「ボルネオの森」で発生するスコールも再現されています。
(宮崎アナウンサー)「驚くべきはオラウータンと人との距離です。あの上からは網の上しかない。器用にロープを伝って移動するオランウータン。観客の皆さんからは歓声があがっています」
新たな施設の面積はこれまでの3倍、天井の高さは8mと以前の倍以上。
自然界では高い所で過ごすオランウータンがのびのびと遊ぶ様子など、自然に近い姿を間近で見ることできます。
オープンを心待ちにしていた人たちはカメラを片手に楽しんでいました。
(宮崎アナウンサー)「新施設の中に入ってみていかがでしたか?」
(見に来た人)「たのしかった」
(見に来た人)「今までにない雰囲気があって楽しかったです」
(宮崎アナウンサー)「オラウータンどうでしたか?」
(見に来た人)「楽しんでいました。自然な感じでよかったです」
(見に来た人)「全然違いますね。ボルネオの森に近付けてあるというのがすごく分かる。すぐそばで見られて、近かったです」
新しい施設「オランウータンとボルネオの森」では、今後ボルネオに住む「は虫類」も展示される予定だということです。