北海道函館市内の橋の欄干などから、橋の名前が書かれた「橋名板」が相次いで盗まれています。

市は近く、警察に被害届を提出するとしています。

（東海林記者）「橋の両側に取り付けられていた橋名板が２枚ともなくなっています」

橋名板が盗まれたのは、函館市内の「豊倉橋」と「つつじ橋」、「白い浜橋」の３か所です。

被害にあった橋名板は縦１５センチ・横５０センチのブロンズ製で、３か所で合計１０枚が盗まれ、被害額はおよそ５０万円です。

函館市によると、２０２４年１２月３０日に恵山駐在所から「橋名板が盗まれているのではないか」と市に連絡が入り、１月６日に橋名板がなくなっていることを確認したということです。

市は１５日までに市内全域の橋を点検し、３か所で１０枚が盗まれていることが分かりました。

市は今後、警察に被害届を提出するとともに、国や道と連携し盗難防止策の検討を進めるとしています。