×

ダイイチの新店舗オープン わずか2分で店内大混雑! 道内スーパー勢力図どうなる? 北海道

2025年3月21日 18:30
ダイイチの新店舗オープン わずか2分で店内大混雑! 道内スーパー勢力図どうなる? 北海道

午前10時、オープンと同時に並んでいた1000人以上の客がなだれ込みます。

(向山記者)「わずか2分で売り場はこの人だかりです」

あっという間に店内は大混雑!

(店員)「まだまだ物ありますから大丈夫ですから」

あまりの混雑に、かごを頭の上に上げて歩く人もいました。

ここは3月21日にオープンしたスーパー・ダイイチです。

イトーヨーカドーアリオ札幌店の後継店舗で、売り場面積はおよそ2700平方メートルと、ダイイチとしては最大規模。

客になじみのあるヨーカドー時代の店のレイアウトはほとんど変えていないものの、十勝生まれのスーパーらしく、十勝のあずきを使用した看板商品の「おはぎ」や、十勝名物の「豚丼」で存在感をアピール!

オープンを記念したお値打ち価格の商品もずらりと並び、十勝産のステーキや1袋105円のほうれん草は争奪戦となりました。

5人がかりで在庫を補充しますが…飛ぶように売れていきました。

(買い物客)「ここできるの楽しみだったの」

(向山記者)「お目当ては?」

(買い物客)「おはぎ、おいしいの。あとでゆっくり来ます。混んでいるので」

(買い物客)「油228円で激安。売り場広いですね。イトーヨーカドーぽいのも残っていてさみしさは薄れました」

帯広市に本社を置くダイイチ。

2023年にはココノススキノにオープンするなど、いまや札幌市内に7店舗を出店しています。

道内のスーパーの売り上げ高でも、ここ数年で10位から5位に躍進し、札幌圏でのさらなる浸透を図る狙いです。

(ダイイチ管理本部長 西崎進さん)「ダイイチは食の宝庫である十勝・帯広生まれなので、なによりも品質と鮮度にこだわっています。そういった品揃えを見ていただければ」

2025年1月に道内から完全撤退したイトーヨーカドー。

アリオ札幌店と帯広店にはダイイチが進出し、その他の跡地に続々とオープンしているのがロピアです。

(向山記者)「去年11月にイトーヨーカドー屯田店跡地にオープンしたのも大手スーパーでした」

関東圏を中心に店舗を拡大していたロピアですが、2024年11月に道内初進出となる札幌・屯田店をオープン。

大容量で種類が豊富な商品や、店内で焼きたてを提供しているピザなどが人気で、連日にぎわいをみせています。

2025年5月にはイトーヨーカドー琴似店の跡地にもロピアの出店が予定されています。

競争が激化している札幌のスーパー事情。

それぞれが独自色を打ち出し、勢力図は塗り替わっていくのか注目です。

道内に6店舗を構えていたイトーヨーカドーは2025年1月に完全撤退し、跡地には続々と後継店が進出しています。

きょうオープンしたアリオ札幌店のほか、帯広店には「ダイイチ」が出店しました。

一方、札幌の屯田店と福住店には、「ロピア」が相次いで進出。

5月には琴似店にも新たにオープンする予定で、札幌のスーパーはますます競争が激しくなりそうです。

最終更新日:2025年3月21日 18:32
    札幌テレビのニュース
    24時間ライブ配信中
    日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
    logo

    24時間ライブ配信中