【独自】これが事件直前、容疑者と被害者が一緒に歩く姿 防カメに…北海道・大学生集団暴行死
北海道江別市で男子大学生が集団暴行をうけて死亡した事件で、大学生は現場となった公園に行く前に、数百メートル離れた別の公園付近で容疑者らと合流していたことが新たにわかりました。
周辺の防犯カメラには、事件直前に大学生と逮捕された交際相手の女が2人で歩く様子が映っていました。
2024年10月25日午後11時ごろ、江別市内の防犯カメラの映像です。
前を歩く女と数メートル間をあけ追いかける男性。
映像の最後にはどこかを指差し、向かっていく様子が写っていました。
この2人、前を歩くのが傷害致死の疑いで逮捕・送検された八木原亜麻容疑者。
後ろが被害者の千歳市の大学生長谷知哉さんです。
長谷さんはこの後、八木原容疑者らから集団で激しい暴行をうけたとみられています。
長谷さんは10月26日朝、江別市内の公園で全裸で倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。
この事件では長谷さんと交際していた八木原容疑者と川村葉音容疑者のほか、少年4人が傷害致死の疑いで逮捕・送検されています。
長谷さんは公園で暴行をうけたとみられていますが、その後の捜査関係者への取材で、長谷さんと八木原容疑者は数百メートル離れた別の公園付近で一度、川村容疑者らと合流していたことが新たにわかりました。
その後、全員で現場となった公園に向かったとみられています。
事件直前、長谷さんは八木原容疑者の自宅で2人で会っていました。
その際、八木原容疑者から川村容疑者に「別れ話でもめている」という趣旨の連絡をしていたこともわかっています。
また、八木原容疑者と川村容疑者は暴行が始まったあとに、江別市内のコンビニまで車で移動し、長谷さん名義のクレジットカードで買い物をしていたとみられるほか、川村容疑者と少年4人は犯行後の26日、長谷さんのキャッシュカードを使って札幌市内のATMから現金十数万円を引き出したとみられています。
警察は引き続き事件のいきさつを詳しく調べています。