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今年の夏は参院選…思惑いろいろ北海道内各党動き加速…どうなる3議席問われる良識の府

2025年1月30日 19:23
今年の夏は参院選…思惑いろいろ北海道内各党動き加速…どうなる3議席問われる良識の府

2025年の夏に控える参議院議員選挙、北海道選挙区では3議席が争われます。

半年後を見据え、各党の候補擁立の動きが加速しています。

1月に札幌市内で開かれた新年交礼会。

あいさつ回りをしていたのは、自民党の現職・高橋はるみさんと岩本剛人さんです。

夏の参院選もこの2人が出馬を表明しています。

(自民党 高橋はるみ議員)「ヘビ年なので私も脱皮をして、北海道そして札幌の皆さんの役に立てる国会議員として羽ばたけるように研鑽を積んでいきたい」

(自民党 岩本剛人議員)「飛び跳ねたこともできないし、しっかり地に足をつけて、多くの方々の声、何が求められているのか受け止める」

自民党が2議席、立憲民主党が1議席を獲得した2019年の参院選・北海道選挙区。

立憲民主党は現職の勝部賢志さんが次の参院選にも出馬予定です。

視野に入れるのは2議席獲得。

国民民主党と協力し、もう1人の候補擁立を協議しています。

(立憲民主党 勝部賢志議員)「今回の参院選は、参議院でも伯仲の状況を作っていくことが非常に大きな目標です。過半数、2つの議席を立憲民主党あるいは連合ブロックがとっていけるように戦っていけたら」

候補の擁立に動く国民民主党は、帯広市の市議会議員・林佳奈子さんに出馬を打診。

自民党から政党を変え、公認候補を目指します。

(林佳奈子帯広市議)「国会で働ける機会を持たせていただくこと、十勝からは参議院議員がいないし、そのために私が働けるならという思いが強い」

進退が注目されるのは鈴木宗男さんです。

2019年は日本維新の会から比例区で出馬しましたが、2023年に離党。

次の参院選への意欲はー

(鈴木宗男議員)「私自身まだやり残した仕事がある。北海道選挙区、私は面白いと思いますよ、鈴木宗男が出れば。全国区だけと思わないでください。いろんな選択肢があるんですから」

このほか、北海道選挙区には共産党の宮内史織さんと参政党の田中義人さんが出馬を表明。

れいわ新選組は野村パターソン和孝さんを擁立する方針を固めました。

各党の候補擁立が加速する中、夏の参院選を見据え、戦いはすでに始まっています。

最終更新日:2025年1月30日 19:23
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