北海道教育委員会は2025年3月11日、児童2人を平手で叩いたとして、釧路市の小学校に勤務する男性教諭（61）を減給（10分の1）1か月の懲戒処分にしたと発表しました。

男性教諭は2024年5月、授業中に教室を飛び出した児童2人を連れ戻した際、児童が教室内を走り出したことに感情的になり、右の平手で2人の頭頂部をそれぞれ1回ずつ叩いたとされています。

児童にけがはありません。

道教委によりますと、男性教諭は「いい加減にしなさい」などと言いながら児童の頭を叩いたということです。

当時、教室内にはクラスメイトもいて、一部始終を目撃していたほかの児童から話を聞いた保護者が、学校に問い合わせて発覚しました。

道教委の聞き取りに対して男性教諭は、「自分の感情のコントロールができなかった」と説明しているということです。