交際相手の女ら2人をきょうにも起訴へ 暴行中の動画に無理やり謝罪させる様子も 大学生暴行死
北海道江別市で男子大学生が集団暴行をうけ死亡した事件で、交際相手の女ら2人が6日にも起訴される見通しです。
容疑者らが撮影した暴行中の動画には、被害者に無理やり謝罪させる様子が映っていたことが新たにわかりました。
2024年10月、江別市の公園で長谷知哉さんが集団暴行をうけ死亡した事件では、交際相手の八木原亜麻容疑者と川村葉音容疑者のほか、16歳から18歳の少年4人が傷害致死や強盗などの疑いで逮捕されています。
(山本記者)「容疑者らは暴行中の動画をスマートフォンで撮影していましたが、そこには残忍な犯行の様子が映っていました」
捜査関係者によりますと、動画の中で一部の容疑者が長谷さんと八木原容疑者の交際を巡るトラブルについて因縁をつけ、無理やり謝罪させている様子が映っていたということです。
その後も執拗な暴行を加え、死亡させたとみられています。
札幌地検は6日にも八木原容疑者と川村容疑者を起訴する方針で、より刑罰の重い強盗致死罪が適用されるかが焦点となります。