いわゆる「核のごみ」の最終処分場に関する説明会で、経済産業省の幹部らが北方領土は「魅力的」などと発言したことをめぐり、石破首相は３日の衆議院予算委員会で陳謝しました。

（石破茂首相）「緩みとかおごりとか思い上がりとか、そういうものがあったと思っています。政府の責任者として深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございません」

１月に都内で開かれた「核のごみ」に関する説明会では、「北方四島に最終処分場を建設してはどうか」という出席者からの発言に対し、原子力発電環境整備機構・ＮＵＭＯの植田昌俊理事が「一石三鳥四鳥」などと返答したほか、経済産業省の幹部も「魅力的」などと発言していました。

石破首相は「話にならない。このようなことは絶対にあってはならない」などと陳謝しました。