（渡辺カメラマン）「覆面パトカーが路肩のガードロープにぶつかり破損しています」

ボンネットが跳ね上がり、エンジン部分がむき出しとなっているのは、覆面パトカーです。

数十メートル離れた先には、後ろのタイヤが外れ、ホイールごと折れてしまっている乗用車がとまっていました。

事故があったのは、北海道江別市美原の国道３３７号です。

２０２４年７月１２日午前１１時すぎ、江別市方向から当別町方向に向かう車線で、乗用車が覆面パトカーと衝突する事故がありました。

警察によりますと、右側の車線を走行していた覆面パトカーが、交通指導の取り締まりで別の車両を追跡していました。

その際、左から車線変更をした乗用車と衝突したということです。

警察や消防によりますと、乗用車に乗っていた６０代と７０代の女性と、覆面パトカーに乗っていた２０代と４０代の男性警察官のあわせて４人が病院に搬送されました。

覆面パトカーは道警本部の交通機動隊に所属し、当時、赤色灯を付け、サイレンをならしながら走行していたということです。

別車両の追跡について、交通機動隊は「現時点では適切な対応だったと考えている」とコメントしています。

警察が事故の状況を詳しく調べています。